神奈川県でお墓をつくりたい!費用を抑えるなら永代供養も検討してみましょう
横浜みなとみらい、横浜中華街、江の島といった観光名所が充実している神奈川県。
近年は県内に本社を置く企業が増えており、働き先が豊富です。
また2023年人口は922万人と、東京都に次いで第2位となっています。
神奈川県では人口が多い分お墓の需要が高く、相場も高め。
そこで、費用や管理負担が軽い永代供養が注目されています。
お墓の管理に悩むなら、永代供養がおすすめ
永代供養とは事情があって親族がお墓参りや管理ができない場合に、寺院や霊園が代わりに遺骨の供養をしてくれる埋葬方法です。
一般的なお墓を建てるのにかかる費用は200万程度かかることがありますが、永代供養は個人の墓石を建てる必要がないので相場は50万円ほど。
「子供がいない」、「近くにお墓の管理をしてくれる人がいない」と困ったら、経済的負担の軽い永代供養がおすすめですよ。
しかし他の遺骨と一緒に埋葬されるため、後で取り出したり他のお墓に移動することはできません。
そのため永代供養を選択する場合は、関係する遺族から事前に了承をとりましょう。
核家族が多い現代は、墓じまいに永代供養を利用することも
墓じまいとは、お墓を撤去して土地の使用権を管理者に返還することです。
近年継承する子孫がいない、遺族にかかるお墓の管理負担を軽減したいといった場合に、墓じまいをしてから永代供養に移行する方法が注目されています。
通常お墓は後継者がいなくなると撤去されてしまいます。
しかし永代供養は33回忌までなど、一定の期間で契約するため一代で管理でき、無縁墓になるリスクを回避できるメリットがあります。
核家族が多い現代では家族のあり方が多様化しているので、お墓の管理について一度見直す機会が必要かもしれませんね。
神奈川県で永代供養墓の手続きをするなら「改葬許可証」が必要
神奈川県で永代供養墓にする場合は「墓地、埋葬等に関する法律」に従った手続きが必要となります。
永大供養とする新しい墓地が決定したら、従来使っていた墓地がある市町村役場から「改葬許可申請書」をもらってください。
申請書の所定欄に必要事項を記入したら、今使っているお墓の管理者に署名と押印をしてもらい、役所に提出すると「改葬許可証」が発行されます。
引越し先の墓地で必要になる書類なので、なくさないように気をつけましょう。
申請書類や提出書類は神奈川県内でも異なる場合があるので、詳しい手続き方法は市町村のホームページなどで確認してくださいね。