奈良にある建築物一覧
歴史深い建築物が勢ぞろい
奈良には歴史深い建築物がたくさんあります。1日やそこらでは、回りきれません。そこで、数多くある奈良の建築物から、特に印象深いものだけをピックアップ。
奈良の歴史を感じ取っていただければ、幸いです。
大仏がいる寺
まずは奈良の大仏が収められている寺でしょう。奈良を語る上で、欠かせない建築物です。建築されたのは奈良時代の頃。奈良時代当時そのままというわけにはいかず、過去に二度も兵火によって焼かれてしまいました。現在あるのは、江戸時代に建立されたものです。なお世界最大級の木造建築であり、日本だけでなく海外からも多くの観光客が押し寄せるほど。
ただ当時はクレーンもなければ、ショベルカーもない時代。多くの人が携わっていたとは思われますが、全て人力で建立されたものです。建築の技術は1000年も前から、既に完成されていたことが伺えます。
五重塔
五重塔も有名です。先ほど紹介した寺と同じく、奈良時代に建築。しかし後に5回に渡る消失・再建を経て現代へと受け継がれてきました。随所に繊細な趣向が施されているものの、当時としては大胆な試みもされています。外見だけを見ると5階建ての建物に見えますが、1階以外は空洞。今なにかとトレンドになっている吹き抜けは、1000年時代から培われてきました。
ただし五重塔は、行けば誰でも入れる訳ではございません。唯一行けるのは、不定期に開催される特別公開のみです。
江戸時代に建てられた”最新”の家
御所市に、昔ながらの住宅があります。建築されたのは、江戸時代と“つい最近”のこと。代官屋敷ではないかとも言われていますが、何とも言えません。
ただ今ではほとんど見かけなくなった門構えは、あまりにも見事。コンピューターで計算して建築したのかと思うほど、精密かつ大胆な造りになっています。
歴史ロマンを感じて
奈良に残っている古き良き時代の建築物の数々。公園で鹿と戯れるのも悪くありませんが、たまには建物にも注目してみてはいかがでしょうか。
最新鋭の設備が揃った建築物も、もちろん魅力的です。でも古き良き時代の建築物も、味わい深いものです。