司法書士は必要なくなる!?近未来の話

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AI技術で司法書士の仕事はなくなる!?

AI技術の発達は凄まじく、今では人間が描いたようなイラストもAIで出来る時代です。ということは、行政に提出する書類もAIに任せれば、司法書士に頼む必要性はなくなるでしょう。
ただ、どんなにAI技術が発達しようとも、司法書士の仕事がなくなることはありません。司法書士の仕事は、人間と人間が複雑に絡んでいる仕事。ちょっとやそっとの最新技術で、どうにかなるものではないのです。

司法書士はなくならない

例えば会社を興すためには、登記申請書が必要です。申請書には決められた書き方があるので、ルールに従えば済む話でしょう。ルールが決められているのなら、AIに任せるのが手っ取り早いというもの。
しかし会社を興すために、登記申請書類だけが必要になる訳ではありません。どういった会社を興して、どう軌道に乗せればいいのでしょうか。どんな会社を目指しているのかは、当人でしかわからないもの。AIは当人の希望をラーニングすることは可能ですが、希望を引き出すことはできません。希望を引き出して会社の形を決めるのは、人間だけにしかできない仕事と言えるでしょう。

AIに人とのコミュニケーションは不可能

登記申請にしろ他の手続きにしろ、司法書士には顧客とのコミュニケーションが欠かせません。100年も経てばAI技術はかなり発達はしていると思いますが、人とのコミュニケーションまではさすがに無理です。
人の感情を読み取って寄り添うのも、司法書士の大事な仕事。事務的なイメージが強い司法書士ですが、実は人間味溢れる仕事でもあるのです。

AIが登記する未来は非現実的

AI技術は飛躍的に進歩しており、登記もAIによっておこなわれる可能性はゼロではありません。町田に不動産を購入し登記する場合にも、AIを使えば簡単にできるようにはなるでしょう。しかし現実的な話ではなく、やはり不動産登記には町田の司法書士が必要不可欠といえるでしょう。
AI技術を使って登記をすすめるには、法律そのものを変える必要が出てきます。不動産登記にまつわる法律だけでなく、関連する法律全てを変える必要があるのです。100年も経てば、司法書士に頼まなくてもAIで登記ができるようになるかもしれません。少なくとも50年は、実現しないでしょう。