高知県の高速道路新規開通はいつ!?
四国の南側、太平洋に面して横長に位置する高知県。
今回は高知県の高速道路事情と、最近開通した部分やこれから開通する高速道路のことや開通時期についてご紹介します。
高知県の高速道路事情
横に長い高知県ですが、実は高速道路(自動車専用道路)は物流のメイン道路を除き、途切れ途切れになっており完全につながっていない状態が長年続いていました。
ですが、近年その途切れている部分を高速道路としてつなげていく動きが高まっています。
現在はつながってきたことで一般道の渋滞の緩和や移動時間の短縮、災害時の円滑な物資支援や救急搬送手段としても使われています。
四国の玄関口である香川県から高知県に通っている四国横断自動車道は高知ICから西側へ平成24年~令和2年ほどまでかかり高知県の西端まで開通し繋がりました。
また、高知ICから南側の高知南ICが令和3年2月下旬に開通することで、東側の徳島県方面へ繋がる道路をつなぐ形となりました。
高知県の新規開通予定の高速道路
今後開通予定の高知県の高速道路は、徳島へ繋がる「阿南安芸自動車道」へ繋がるように「高知龍馬空港IC」と「香南のいちIC」をつなぐ区間と、「芸西西IC]から「安芸西IC」を開通し徳島の高速道路へつなげる予定となっています。
現在開通予定の場所を海沿いに通っているのは、「国道55号」となっており、南海トラフ地震が起こり津波が来た時には被害になると言われている国道となります。
そのため、高速道路はもう少し内陸の高い位置に強固な土台で作ることによって災害時にも強い物資輸送できる通りとして作られています。
また、高知龍馬空港からのアクセス性向上で地方活性化につながる見込みもあります。
国道55号の渋滞緩和と、スムーズな物資輸送、医療現場への搬送など、高速道路開通によるメリットは高いと言えるでしょう。
高知県の高速道路が新規開通するのはいつ?
現在開通予定が分かっているのは、「高知龍馬空港IC」から、「香南のいちIC」をつなぐ部分で、令和7年春頃の開通を目指して現在建設されています。
こちらが繋がればその先に開通している南国安芸道路延長部分に繋がり、ますます東側へ、そして徳島へ行きやすくなります。