東京でも活躍中!中継車の支援をする中継支援車とは?

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東京には在京キー局を始め、多くの放送局があります。それらの放送局は生中継などを行う際に中継車を現場に派遣しているケースも少なくありません。しかし、その裏では中継車をサポートする中継支援車も存在します。今回は東京でも活躍中の中継支援車にフォーカスしてご説明します。

東京でも活躍している中継支援車とはどんな車?

東京にある中継車の支援をするのが中継支援車です。具体的には中継車を機能面や人員面でサポートしたり、映像や音声の収録などを行ったりと多目的に利用できる放送関係の車です。中継車のように電波を中継して放送局に送るというよりは中継車のサポートという性格が強く、主に中継車では積み込めない荷物を代わりに運んだり、現場で利用するポータブル発電機やテーブルなどの小物といったものを運び、現地で用意するといったことも行っています。

性能を高めた中継車も東京の放送局で活躍中

従来の放送と言えばHDと呼ばれる品質のデジタル放送がメインで、現在もほとんどの番組がそのような形式で放送されています。しかし、中継車の技術も年々向上が見られており、近年では従来のHDだけでなく4Kにも対応している中継車が登場しています。4Kに対応させることで高品質な映像を現場から送ることも可能です。ただ、設備も巨大化しているため、収容人数はトラック型の中継車に比べると若干少ないことがほとんどです。それでも高品質な映像を中継できるという面で、優位性のある中継車といえるでしょう。

小回りの利く小型の中継車も東京にある!

これまでの紹介してきた中継車はいずれも収容人数の多さや機材のサイズによって大型な中継車でした。しかし、中継車を小型にして、フットワークを軽くしている中継車も少なくありません。主に地方局で利用されることの多いタイプですが、在京キー局も利用しているケースが多く見られます。また、放送局だけでなく、犯罪現場や防犯目的で警察も映像を重視し自前の中継車を保有しています。