プラント配管について
奥深いプラント配管
プラントにあるのは、数多くのプラント配管です。見る人によってはスタイリッシュでオシャレ。無機質な雰囲気漂う配管にも、見えます。映画には緊迫感漂う場面で、配管だらけの場所も登場します。
配管はただのお飾りではなく、1つ1つに意味があるのをご存知でしたでしょうか。流れるものによっては、配管の材質や形状も変えています。
液体配管と気体配管と粒体配管
プラント配管には、液体配管・気体配管・粒体配管の3種類ございます。粒体配管は、粉を流すための配管になります。食品工場でよく見かけるタイプです。ただ粉を流すのは、かなり大変なこと。そのまま流してしまうと、粉が塊になり配管詰まりも起きてしまいます。対策方法は色々で、緩やかなカーブの配管を使ったり、配管の表面が柔らかいものを使ったりすることもあります。
燃料や蒸気を運ぶために使われるのが、気体配管です。プラント機械同士を接続するプロセス配管や、真空状態を作る「真空配管」も、気体配管の一種でしょう。液体を流すのが「液体配管」です。液体を流す行為こそ、難しいものはありません。途中で空気ができたら、流れが悪くなります。また腐食などのリスクもありますので、定期的なメンテナンスが欠かせません。
配管だけが仕事じゃない
プラント配管は、単純に管をプラントに設置すれば終わりではないのです。何を配管に通すかにより、管の材料や形状を考えなければいけません。つまり、工場で何を生産するのかを分かっていなければできない仕事です。
また工場で取り扱うものの中には、人の命を左右しかねないものも含まれています。飲料水ならば万が一のトラブルが起きても、何とかなるでしょう。しかし取り扱っているのが危険物となれば、万が一のトラウブルが命取りになります。そこでしっかりとメンテナンスをして、状態を維持するのも大事な仕事の1つです。
ご用命の場合は
プラント配管を承るのは、専門の配管工事業者になります。日本全国各地に業者は点在し、山口にもプラント配管工事の業者は何軒かあります。
もしプラント配管を考えているのなら、信用できる所に頼むようにしましょう。