複合機の月額リース料金にはメンテナンス料金は含まれない
複合機をリースで導入した場合には、月額のリース料に故障の際の修理やパーツを交換するメンテナンスサービスは含まれていません。
つまりリース契約と保守契約とは全く別の契約になるので、消耗品や故障時のメンテナンスサポートやアフタフォローを受けられる保守契約をする必要があるのです。
その為、リースした場合の月額コストは、複合機の場合、リース料とカウンター保守料金の2つになります。
複合機のメンテナンスサービスの保守契約には、通常カウンター保守・キット保守・スポット保守の3種類があって、その中から選択することができます。
そこで、選択する際の参考になるので、それぞれの保守サービスの特徴などを知っておくと良いです。
カウンター保守は、複合機のメンテナンスで最もポピュラーな形態と言われていて、業務用の約8割はカウンター保守契約が適用されています。
この契約内容は、モノクロ1枚の料金とカラー1枚の料金を事前に保守会社と決めておいて、そのカウンター料金の中に部品代や修理費を含むという方式です。
毎月大量コピーをする企業に向いている方式で、基本的に月締めでカウンターを締めて定期的にメンテナンスを実施してくれるので安心です。
ただ利用頻度によって安くなったり割高になったりするので、定期的に使う会社でないと割高になってしまうので注意が必要です。
キット保守は、保守メンテナンスとトナー・パーツ代含めて契約するシステムで、SOHOなど月々のコピー枚数に大きな幅があるケースに適しています。
スポット保守は、その名が示すように故障が発生した時に都度依頼する方式で、複合機の利用頻度が少ないケースに適しています。
ただ、パーツ代・ドラムユニット代などは実費請求になりますし、技術料金と出張料金も請求されます。
その為、デメリット面が目立ってしまいますが、実は毎月の支払いを最低限に抑えるのなら一番良い方法でもあるのです。
いずれにしても複合機のリース料以外にメンテナンス料も必要になることを知っておくことが大切です。