薬を売るだけが薬局じゃない
薬局とは?
薬局は薬の販売を承っている所であり、医師の処方箋をもとにして調薬をおこないます。処方箋に違和感があった場合は、直接医師に確認することも。また単に薬を患者に渡すだけでなく、服用指導も行います。薬の飲み方を万が一にも間違ってしまったら、大変です。
しかし最近は、すごい薬局も増えてきました。「薬だけを取り扱う場所」ではなくなってきた、薬局。では具体的にどんな薬局があるのか、見てみましょう。
全国展開の薬局が取り組んでいるのは?
最初に取り上げるのは、全国展開の薬局です。色々と手広くサービスを実施していますが、中でも目を惹くのが「オンラインの服薬指導」でしょう。薬は自宅まで届けてくれるそうです。
病院から処方されて薬局で薬を手にする時、ものすごく時間がかかります。「状況によりけり」と言われると何とも言えないものの、人によっては大きな負担になるでしょう。また最近は感染症のリスクも高く、一瞬の油断も許されません。でも「オンライン服薬指導」を利用すれば、自宅で服薬指導が受けられます。感染症のリスクも、大幅に軽減されるでしょう。
横浜市の薬局が取り組んでいるのは?
横浜市にある薬局では、可愛い取り組みが行われています。薬は薬剤師の指導の元で、しっかりと服用しなければいけません。でも人間「うっかり」はあるもので、どうしても忘れてしまいます。
そこで薬局が取り組んだのは、子供達のメッセージ。薬局に来た子供達に頼み、絵を書いてもらったそうです。「お薬をしっかり飲んでね」というテーマで描かれた、絵です。子供達の絵は効果抜群で、薬の飲み忘れはかなり減ってきたそうです。
姫路市の薬局が取り組んでいるのは?
アグレッシブな取り組みをしているのが、姫路市にある薬局でしょう。なんと在宅医療を積極的に取り組んでいるとのことです。薬剤師だけでなく、医師・看護師・ケアマネージャーと協力。地元の医療支援をおこなっています。
在宅医療とは、自宅にいたまま治療をおこなうことです。病院に入院となると、少なからずストレスはかかります。そこで住み慣れた自宅で治療を行い、体調改善に務めるという訳です。