広島市で訪問介護サービスを利用するには?

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広島県の西部に位置し、中国地方の中で最も多い人口を有する広島市。都会と田舎両方の魅力を持ち合わせており、老若男女問わずさまざまな世代に住みやすいまちです。

その一方で転出者数は全国3位であり(2022年)、特に就職などで若者が上京するケースが多いようです。労働人口や介護者の不足が懸念されることから、市では高齢者の健康寿命を延ばす取り組みが行われています。

訪問介護は高齢者の自宅生活をサポートしてくれる

健康寿命とは、心身ともに自立して生き生きと生活することができる期間のこと。病気やケガの不安なくずっと元気で暮らせたら素敵ですよね。
といっても、私たちは年齢にあらがうことはできません。おおむね健康であっても、加齢によってちょっとした不調や病気は起こりやすくなるものです。生活動作や家事の中で「手伝ってほしい」と感じることも増えるのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが「訪問介護(ホームヘルプサービス)」。訪問介護は、ホームヘルパーが入浴や買い物、掃除などを支援してくれるサービスです。

広島市で訪問介護を利用するにはどうしたらいい?

広島市で訪問介護を利用するには、介護保険の認定を受ける必要があります。介護度は、心身の状態に応じて要支援1・2、要介護1〜5にわかれます。一概には言えませんが、前項で触れたような「自立しているけれど一部で支援が必要な状態」は要支援にあたることが多いでしょう。
まずは広島市の介護保険課に申請書を提出し、自宅で認定調査を受けます。同時に主治医意見書を取り寄せ、両方の資料をもとに認定の可否を決定する流れです。期間は約1ヶ月ほどかかります。
実際にサービスを利用するときは、市内の地域包括支援センターや居宅介護支援事業所に相談します。介護度によっては複数のサービスを使うこともできますよ。

介護サービスの利用はケアマネジャーと二人三脚で

特にはじめての場合、訪問介護を利用するのが不安な人もいますよね。サービス利用にあたっては一人ひとりに担当のケアマネジャーが付きます。
広島市内には300件以上の訪問介護事業者があるので、あなたに合った事業者を探してくれたりプランを一緒に考えてくれます。適切なサービスを利用して、できるだけ健康に過ごせるようにしたいですね。