介護士ができないことと理由について
居宅介護でもできないことがある
居宅介護をすすめるにあたり、絶対にやってはいけないタブーがあります。もしタブーを破ってしまったら最後、利用者の皆様を傷つけてしまいかねません。
千葉市の居宅介護で働く介護士は、プロ中のプロ。だかこそ、次にあげるタブーに踏み入れないように仕事に取り組んでおります。
無関心は駄目
介護士がやってはいけない行為は「無関心」です。居宅介護は、何でもかんでも承る仕事ではありません。担当できる範囲は、法律で決められています。しかし「担当以外の仕事をしない」と、最初からつけ離してしまうと、信頼関係は成り立ちません。
介護は「何でもできるスーパーヒーロー」ではないので、出来ることと出来ないことはあります。出来ないことに関しては、お断りする場合があるのも事実。でも出来ることであれば、精一杯務めるのがプロの仕事です。
介護士が出来ないこと
介護士が「出来ないこと」は、いっぱいあります。医療行為が良い例で、インスリン注射・血糖測定・点滴の管理は禁止されております。もし必要と判断された場合、医療行為が法律的に認められている看護師に来てもらう等で対処するしかないのが、現状です。
介護士による医療行為が禁止されている理由は、命に関わるから。プロの医師でもミスはありますが、技術や医療知識を兼ね備えているのでリスクはほとんどありません。しかし介護士の場合、介護技術は高いものの医師としてのスキルは持ち合わせていないのです。万が一のミスがあった場合、取り返しのつかない事態を招きかねません。介護士が作業を断る理由は、利用者の命を守るためでもあるのです。
お出かけに同行するのもできない
介護士と利用者が一緒にお出かけするのも、出来ない行為。「ちょっとぐらい良いのでは?」と思われるのも当然ですが、サービスに含まれていないので難しいこと。もし同行を頼まれた場合、介護士は家族に連絡を取るしか対応のしようがないのです。
ただ介護事業所の中には「保険外サービス」として、一緒にお出かけできる場合もございます。利用前に、どういったサービスがあるのかは確認を取るようにしましょう。